子どものトイレがうまくできない3つの理由

子どものトイレがうまくできない3つの理由

1、心と体の発達が足りていない

子どもがトイレでおしっこをするには、
・自分自身でおしっこ(尿意)に気づける ※子どもから親に伝える伝えないは別の問題です
・尿意を自分の意識で我慢(コントロール)できる
・トイレに着いた後、意識的におしっこ(排尿)できる
だけ十分に成長している必要があります。

そして、成長にはとても個人差があります。
一般的にほとんどの子どもが心と体の発達条件を満たすと言われている2歳半でも、
まだ少しトイレが難しい子もいます。

まずはこちらのページから、子どもの成長具合をチェックしてみてください。
子どもの成長は個人差が大きく、年齢、月齢だけでは分からない事もたくさんです。

» 心と体の発達をチェック

2、トイレへの理解と関心が足りていない

「おしっこ」とは何を指す言葉なのかを理解できていなかったり、あやふやだったり、
「トイレ」がどの場所を指すのか理解できていないとトイレを成功させることは難しいです。

併せて、おしっこをトイレでする必要性についても理解している必要があります。

絵本の主人公がしていたから。親もしていたから。漏らすと不快だから。等々…。
前向きな理由も、後ろ向きな理由もひっくるめて、
お子さんに「おしっこはトイレでしたい」という気持ちが芽生えるように
教えて導いてください。

こちらのページを参考に、明るく楽しくトイレについて、
こどもが興味を持つように理解を深めていきましょう。

» 無理の無いトイレトレーニングの進め方

3、トイレトレーニングが苦になっている

うまくいかない時間が長く続いてしまったり、
タイミングが合わず失敗が続いてしまうと子どもが自信を失い、
トイレに向かうことをいやになることがあります。

また、トレーニングをはじめた当初は熱心に見せ、読み聞かせていたトイレ絵本やトイレビデオも
トレーニングをはじめて2〜3週間も経つとその回数が少なくなってしまっているのではないでしょうか。


親にとっては当たり過ぎて飽きてしまった内容でも、
子どもにとっては少し間が空くと忘れてしまう事も…。
定期的にトイレに興味がわくように、本やDVD、おもちゃで気を引きましょう。

また、おしっこが出来はじめた頃には、おしっこができる度に心から喜んでとっても褒めていたのに
それが2週間も続くと、褒め方が弱くなったり、無意識のうちに事務的に片付けをしてしまったり、
トイレができることを前提で「早くおしっこしてよ〜。」なんて言ってしまってはいませんか?

そこは十二分に根気よく。トイレでのおしっこが生活習慣に根付くように、
おしっこができるたびにしっかりと褒めることを続けてください。

褒め続ける期間の目安は、
外出時や里帰り、よそのお宅にお邪魔した際など環境が変わったり、
新しいおもちゃや遊び等、新しい何かに夢中になっている時でも「おしっこ」と自分から言え、
しっかりとトイレまで我慢できるようになるまでです。

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