今までオムツで自由な時間に自由な場所でおしっこをしていた子供。
なかなか上手にできなくてもそれが普通です。
その「なかなか」が一ヶ月以上続くことも普通です。
大人でも、初めて覚える物事には、知識に加え反復練習を繰り返さないとなかなか上手くいかないのですから。
漏らして際に、それがおしっこだと教えた後、
「残りのおしっこはないかな? ちょっとがんばってみようか!」とトイレに座らせましょう。
もちろん、もう出る訳はありません。 これは「おしっこ」と「トイレ」を結びつけるための行動です。
朝起きた時、毎回食事の後、お出かけの前、後、寝る前…。
生活の節目、節目にトイレに座らせましょう。
前回のおしっこから2時間以上オシッコしていない時もチャンスですよ!
とにかく大げさに褒めます。アメリカンドラマさながらにオーバーリアクションで喜んであげてください。
そして少しできるようになってきた時にも、それをずっと続けることが大事です。
今まで褒めてもらっていたことが急になくなると、子どもは「何か間違ってしまったかなぁ」と感じてしまいます。
そのうち子どもも成長し、尿意をはっきりと理解できるようになります。
すると、おしっこを我慢する様子が見えてきます。
たとえば、おしっこをしたくなったときに、
内股になる、股間を触る、ソワソワする。部屋の隅にいく。等。
そのタイミングでトイレに誘います。
「次におしっこがしたくなったら、XXちゃんからお母さんに教えてね。」の一言も忘れずに。
自分でおしっこが言えるようになったら、外出時のトイレも簡単にできるようになります。
外出時のおしっこには「折りたたみ補助便座」を使用しましょう。