おすすめしたい方法は、
» トイレトレーニングの進め方
» トイレトレーニングの進め方2
でご紹介したように、厚手のトレーニングパンツで時間をかけながら進めていくスタイルですが、
最初から薄手のパンツでお漏らしの不快感を強く感じさせ、
短期間でトイレトレーニングを進めるスタイルもあります。
トイレトレーニングを得意とする保育園はたいていこの方法を採っています。
子供自身がおしっこをする感覚と、
おしっこで濡れてしまった際の不快感をしっかりと体感することがポイントで、
子ども自身が嫌な思いをしたくないと感じ、自然にトイレでおしっこができるようになるのです。
「これがおしっこ」「おしっこをすると濡れてしまう」「濡れると気持ち悪い」「どうしたらいいんだろう」
と確実に実感しながら段階を踏めることが大切なのです。
ただ、効果が出はじめるのが平均一週間超と言われていますが、
言い換えれば、それまでの間は朝から晩までおしっこ垂れ流しの状態です。
衣服も家の中もおしっこだらけ。片付けても片付けても汚されてしまう。
そんな状態に耐えられるかどうかですね。
保育園ならまだしも、それを自宅で行うにはかなりの覚悟が必要です。
お母さんの精神力と子供の成長との根競べになります。
この方法のポイントは(前章までの繰り返しになりますが)
・おしっことは何か、尿員と併せ、実体験をもって子どもに理解させる
・おしっこはトイレでする行為だと手本をもって理解させる
・お漏らしの不快感が、トイレ以外でのおしっこによるものだと理解させる
ことです。
もちろん、子どもはすぐには理解できません。とにかく根気よく続けましょう。