はじめてのトイレをはじめる前に。

必要な子ども用トイレグッズ

トイレトレーニングに必要なトイレ用品

体のサイズの小さな子どもは、トイレでおしっこするために補助便座などの用意が必要です。
また、おしっこを実感させるために、漏らした(濡らした)感覚のわかる下着が必要になります。

加えて、おしっことは?トイレとは?が楽しく理解できるように、
トイレ絵本、トイレDVD、トイレおもちゃを用意してあげるとスムーズです。

さらに、できるだけ楽しくトイレに迎えるよう、スムーズにトイレに移動できるように、
トイレ内の飾り付けに一工夫すると良いでしょう。トイレに誘いやすくなります。

それぞれ詳しくご紹介しますね。

子どもが跨がれる便器

何はなくとも子ども用の便器が必要です。
大人用の便器では2歳3歳のこどもはすっぽりと落ち込んでしまい座れません。

大人用の便座の上にセットする補助便座とおまる、それぞれご紹介しますね。
おすすめは補助便座+ステップ(踏み台)です。

【補助便座+ステップ(踏み台)】
大人と同じ個室を使いますのでトイレについて教えやすいですし、トレーニング後半以降のおしっこ後の片づけが楽です。
また、トイレ絵本のほとんどは大人と同じトイレでおしっこをしています。
加えて、外出時でも携帯用補助便座を持っていれば家と同じように対応できます。

デメリットとしては、毎回トイレまで移動が必要なことです。
最初の、偶然の成功を狙っての回数多く連れて行くときは大変です。


【おまる】
リビングでおしっこの練習ができることが最大のメリットです。
遊び場からの距離が近いので誘いやすく回数をこなせます。
そのためおしっこの概念を教えるのが楽。 また、自宅トイレが和式トイレの場合はおまるが良いですね。

デメリットとしては、
おまるトレーニングの次に別途トイレでのトレーニングが必要なことです。
つまり、結局、補助便座の購入も必要になるため出費がかさみます。
外出時にトイレできないのでこどもが自信を失うことも。

さらに、おしっこができるようになったら、おしっこごとにおまるを洗わなくてはいけなくなり片づけが大変です。
おしっこが溜まったまま放置しておくと、夏場は臭いますし、
遊んでいるときにぶつかっておしっこがこぼれると悲惨です…。

男の子の小便器使用について:まずはオシッコもウンチもこなせる大便器だけでいいでしょう

トレーニングパンツ(布)メーカー最厚手のものを5枚以上

厚手の布のパンツをおすすめします。
2層、3層、4層等のものがあり、厚ければ厚いほどオシッコ失敗時に漏れにくくなります。
その分、履き心地は良くなくなるようです。(2層構造になるとおしっこはダダ漏れです。)
一点、同じX層と言ってもメーカーによって吸収力、はき心地が違うので注意!
我が家は西松屋さんの最厚手のパンツを愛用しました。

商品に記載されているオススメ使用年齢は気にせずに、一番厚いものを選んでください。
ほぼ確実に漏らす初期に薄手のものはおすすめできません。
洋服やお布団、座布団の上でされると精神的につらくなり、
トイレトレーニングどころではなくなってしまいます。
薄目のパンツを使うのは、少なくともトイレと失敗が半々ぐらいになるまでは控えておくのがお勧めです。
むしろ子どもがいやがらないのならトレーニングパンツは最厚手のパンツだけでOKです。

また、厚いだけに洗濯後、乾くまでにはけっこうな時間がかかります。
少なくとも5枚以上は用意しましょう。

トイレトレーニング用下着には他に、
布オムツにテープで吸収体を貼付けるタイプ(女性用ナプキンタイプ)のものや、
紙オムツの中でもおしっこトレーニング用にと、おしっこが漏れた時に本人が気づくように作られている物もあります。

我が家でも一通り使ってみましたが、
うちの子はナプキンタイプもトレーニング用紙オムツも漏らしても気にかけず遊び続け役に立ちませんでした。
布のパンツを濡らし、水滴が股を伝う感覚(不快感)が、 こどもにオシッコとトイレを自覚させたように思います。

就寝時のトレーニングパンツについて:
トイレトレーニングの進み具合とおねしょは別問題です。
おねしょは更に脳の発達が進んで、寝ている間のおしっこ生産を抑えるホルモンが十分に分泌されるようになるまでは収まりません。就寝時はオムツをはかせましょう。

オムツに戻るのを嫌がる場合や、最終的に24時間パンツ生活に入る際には、防水のお布団カバーを使うと手入れが大変な敷き布団を汚さずに済み安心です。

» おねしょについて

楽しいトイレ知識を与えるための絵本やDVD、玩具

トイレ絵本やDVD、トイレしつけ用玩具などを使って、
おしっこ、うんちはトイレでするものだと教えます。

楽しく明るく、トイレでのおしっこが楽しみになるように教えて上げてください。

楽しいトイレ環境グッズ 。がんばったねシールなども。

便座シート、マット、ポスターを工夫することで、
楽しいトイレ環境を作りトイレに行くことが楽しみになるように準備します。
一日に何回も座ることになりますので、それを苦痛にさせないことが一番の目的です。
はじめは初めての場所に興味津々で落ち着かずに色々と触りたがると思います。

100均でかわいいシールを用意し、座るたびに「がんばったねシール」として
トイレ専用に用意した大きめのカレンダーに、子ども自身に貼らせてあげるとトイレに座る楽しみの一つになります。
一段豪華で大きい「トイレできたよシール」も用意しておいてあげてくださいね!

» トイレトレーニングの進め方



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